daidailog

猫好き地方webデザイナーのあれこれ。

UXのセミナーがありました

UX HIROSHIMA 開催

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少し前の話になりますが、12/14にUX HIROSHIMA VOL.01「カスタマージャーニーワークショップ」に参加してまいりました。

東京、大阪、福岡などの日本各地でも開催されていた UX (User Experience) のワークショップ型セミナーが地元広島で初めて開催するという事で、10月に東京のセミナーに行って感化された私は迷わず申し込みました。東京はUX/UIのセミナー盛り上がっていますね。

UXデザインって何だろう

セミナーに行く前はUXの事、ユニバーサルデザインと同じようなものだと思っていました。Wikipediaには以下のように書かれています。

ユニバーサルデザイン(Universal Design、UD)とは、文化・言語・国籍の違い、老若男女といった差異、障害・能力の如何を問わずに利用することができる施設・製品・情報の設計(デザイン)をいう。

それに対してUXとは

ユーザーエクスペリエンス(UXと略記されることが多い)とは、ユーザーがある製品やシステムを使ったときに得られる経験や満足など全体を指す用語である。

と書かれていました。ちなみUIは

ユーザインタフェース (user interface) は、機械、特にコンピューターとその機械の利用者(通常は人間)の間での情報をやりとりするためのインタフェースである。

ユニバーサルデザインは「できるだけ多くの人が利用可能であるようなデザインにすること」が基本コンセプトになっています。UXは使いやすさのみならず、ユーザが真にやりたいことを楽しく、心地よく実現できるかどうか、製品やサービスに触れたときの一連の操作から得られる体験を意味します。UIはその実現を助ける視覚的な仕組みのようなものでしょうか。

説明が難しいのですが、下の記事は分かりやすい。


【初心者向け】UIとUXの違いをちゃんと理解しようの巻! |

 カスタマージャーニーワークショップ

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カスタマージャーニーマップのワークショップは今回初参加です。UX HIROSHIMAのページにカスタマージャーニーマップとは以下のように書かれていました。

カスタマージャーニーマップ(CJM)とは、サービスや製品など、どのような接点を持って認知し、関心を持ち、購入や利用に至るのか、というプロセスを一つの旅と例え、特徴づけるさまざまなタッチポイントを表現することにより、ユーザのサービスプロセス(カスタマージャーニー)を可視化する手法です。

最初に講師の浅野 智先生の講義があって、その後ワークショップで実践する流れでした。グループ内でインタビューをし、今回のテーマに必要な素材を集めていきます。

なかなか仕事でインタビューをする機会はないので、人見知りなこともあり緊張していました。でも色々な方の意見が聞ける場はこういったセミナーに行かないとなかなかないですね。同業の人には仕事で会う事も少ないですし^^;

私たちのグループはスムーズに話し合いが進みました。問題点も細かく見つけ、それに対する改善案もいくつか考えていたのですが、一番だめなパターンになっていたようです。

基本はピンポイントでは無くコンテキストで考えること

ピンポイントにでた問題の一つひとつに対して改善案を出すという事は短絡的であり、長く使えるサービスにつながらないと指摘されました。人物の背景を理解・把握したうえで、それに沿ったサービスのプロモーションを行うことがコンテキストで考えることだそうです。

モノにとらわれず、緻密(ちみつ)に人を見ることが重要なのだと教えていただきました。社内に閉じこもっていると最近のデザインの流行や技術などにとらわれがちになり、サービスを受けるのは誰なのか忘れてしまっていたかもしれません。こういったセミナーにクライアントと行くのがいいそうなのですが、難しいだろうなぁ…

UXを今年は掘り下げて学んでいきたいと思います!